MCHP_MCU Verified Supplier Rep
コードを書き直したり、タイミングをあれこれ調整したりすることなく、1分以内にモータをスムーズかつ確実に回転させることができたらどうでしょうか?
モータ制御に関して、タイミングは重要です。不適切な転流は、不安定な動きや非効率につながり、ハードウェアを損傷することさえあります。多くのマイクロコントローラがPWM信号を出力できますが、正確で効率的、かつ安全なモータ制御を実現するには、一般的なタイマや割り込みルーチン以上のものが必要です。
AVR EBマイクロコントローラが際立つのはまさにこの点です。
標準的なモータ向けのMCUとは異なり、AVR EBはモータ制御専用に設計されています。AVR EBは、信号生成、波形整形、タイミング精度、および故障保護に特化した専用のハードウェアぺリフェラルを誇り、そのすべてがCPUから独立して動作します。その結果、セットアップからモータのスムーズな回転まで1分以内で完了します。
強力なペア:TCEとWEX
このモータ制御の魔法の中核は、2つの統合されたペリフェラルです
タイマ/カウンタE型(TCE)
この16ビットタイマは、精密なモータ制御用に特化された高分解能PWM信号を生成するように設計されています。 TCEの特長は、多相波形を同期させるロジックを内蔵しており、モータの各相がシームレスに動作することです。
主な注目点
- エッジアライン、センターアライン、デュアルスロープのPWMモードをサポート
- 最大4チャンネルの同期波形を駆動
- 波形の上部、下部、または中央で比較一致タイミングを提供
- 最大8倍の分解能向上により、超スムーズな低速制御を実現
TCEのサブマイクロ秒精度により、トルク伝達がスムーズになり、電磁ノイズが低減されます。しかも、複雑なソフトウェアの回避策は必要ありません。
波形拡張(WEX)
WEXは、PWM信号を微調整することによりTCEの出力を補完し、より安全に電力段を駆動できるようにします。
- 短絡(貫通)を防止するためのデッドタイムの自動挿入
- Hブリッジドライバおよびフルブリッジドライバに最適なコンプリメンタリ波形を生成
- さまざまなモータ構造をサポートするカスタムパターンシーケンスが可能
- ハードウェアの障害の入力を監視し、必要に応じて出力を即座にシャットダウン
このハードウェアレベルの保護により、追加の外部回路やCPUによる安全対策は不要です。信号はMCUから安全に出力されます。
アナログ保護機能を内蔵
リアルタイムのアナログフィードバックや保護が必要なアプリケーションのために、AVR EBは高速アナログコンパレータと安定した内部電圧リファレンスを内蔵しています。これらの部品は相電流と相電圧を即座に監視します。イベントシステムおよびWEXと組み合わせることで、ファームウェアのポーリングやADCの遅延なしに、障害検出時の即時シャットダウンが可能になります。
AVR MCUモータ制御ライブラリで回転をスタート
MPLAB® Code Configurator(MCC)から利用できるAVR MCUモータ制御ライブラリを使えば、これらのハードウェア機能を簡単に利用できます。このライブラリにより、設定が簡単になります。
- MCCにモータ制御ライブラリを追加
- 転流方法の選択(台形または正弦波)
- 極対数や起動電流などのモータの基本パラメータの入力
- コードの生成と、AVR EBへの書き込み

手動での調整や、試行錯誤による波形調整は必要ありません。ライブラリは、障害保護とモータ制御ロジックを事前に設定済みです。
実機テストには、AVR EBとMulti-Phase Power Board(MPPB)を組み合わせてください。MPPBはゲートドライバ、電流検出、保護回路を備えています。最大50V(または24V/10A)のモータをサポートし、AVR EBの出力と完全に一致します。
組み立てる前にオンラインで試してください!
リアルタイムオンラインデモの、AVR EBモータ制御をじかに体験できるMicrochip Try により、リモートボード上で動作するモータ制御を体験してください。速度の変更、転流スタイルの切り替え、そしてリアルタイム応答が確認できます。ハードウェアは一切不要です。


動作に特化した設計
AVR EBは、「たまたま」PWMを扱える汎用のMCUではなく、モータ制御に特化されています。TCEによる精密な多相PWM、WEXによる安全性を高めた波形、そしてオプションのアナログ保護機能により、最小限の労力でより滑らかで高速、かつ安全なモータソリューションの開発を実現します。
解説動画は以下のとおりです。
こちらのYouTube動画をご覧ください
1分以内にモータを回転させましょう!


