丸型コネクタの代替品を見つけることは、非常に難しい場合があります。多くの製品が一般的な基準や慣例に従っている場合でも、フィルタにある主な仕様が一致していたとしても、必ずしも相互代替できることを保証するとは限りません。どのようなことが起こりうるか、例を挙げてみましょう。
839-54-00241-ND vs. 1754-M12A-04PFFC-SF8B15-ND
例えば、片側にピッグテールが付いている 839-54-00241-ND( 54-00241 )の代替品を見つけたいとします。1754-M12A-04PFFC-SF8B15-ND( M12A-04PFFC-SF8B15 )の主な仕様を見ると、これが適切な代替品になると思うかもしれません。これらは、代替品を検討するための以下の仕様が共通しています。
- コネクタタイプ: レセプタクル、メスソケット
- ポジション数: 4
- シェルサイズ - 挿入: M12-4
- 取り付けタイプ: パネルマウント
- 取り付け機能: バルクヘッド ー 前面ナット
- 締め具タイプ: ネジ山付き
- 方向: A
しかし、データシートを注意深く確認しないと、見落としやすい点があります。それは、方向の違いです。
データシートの相違点
それぞれの部品のデータシートは次のとおりです: TensilityとAmphenol LTWです。ここでは、考慮すべき違いを示すために、図面を確認していきます。
Tensilityの図面
LTWの図面
これらのコネクタ用にパネルカットアウトを加工する場合、コネクタは、はめ込む穴の中で回転できない構造になっています。ネジ部の両側に平らな面が設けられており、部品が回転するのを防止しています。
両方とも方向は「A」ですが、LTWの部品では、通常の回転位置は、手前から見て左方向に45度回転した位置になっています。メーカーは、一般的に使用されている「A」のようなコードを用いる場合であっても、キーイングの方向について必ずしも同一にする必要はありません。そのため、片方のパネルカットアウトを45度回転させる必要があることから、これらは互換性のある設計とは言えません。このような理由から、丸型コネクタの代替品を検討する場合には、同一メーカーの製品を使用すること、または図面を確認してわずかな違いがないか確認することを推奨しています。他の細部についても、コネクタ設計が一般的なものであっても一致しない場合があります。

