ヒートシンクにサーマルインターフェースは必要ですか?

サーマルインターフェース材料を検討していると、私たちの部署には2つの大きな質問が寄せられています。それは、「サーマルインターフェースは必要ですか」「サーマルインターフェース材料にはどのようなものがありますか」です。

コンポーネントとヒートシンクの間に熱伝導体は必要ですか?

はい、必要です。主な原因は材料の不完全性です。コンポーネントとヒートシンクは、表面が滑らかで完全に接触しているかのように見えますが、ミクロのレベルでは、そうではありません。それぞれの表面は粗く、それらを接触させた場合、実際のコンポーネントのごく一部がヒートシンクに接触し、そのためホットスポットが発生し、熱伝達が悪くなります。T.I.M.すなわちサーマルインターフェース材料を使用すると、熱伝導性材料でこれらの隙間を埋めることができ、コンポーネントからヒートシンクへの均等で効率的な熱伝達を助けることができます。

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この画像は、ヒートシンクとコンポーネントの粗い表面を示し、T.I.M.がどのように隙間を埋めているかを示しています。

サーマルインターフェース材料にはどのようなものがありますか?

サーマルインターフェース製品は、販売されている製品で整合が取れるように、Digi-Keyでは2つの製品ファミリに分類されています。流体タイプの製品は サーマル - 接着剤、エポキシ、グリース、ペースト ファミリに、ソリッドタイプまたはシートタイプの製品は サーマル - パッド、シート ファミリに記載されており、いずれも ファン、熱管理 カテゴリに分類されています。

サーマルインターフェース材料の詳細

個々の製品群、選択、計算についての詳細は、EEWikiのサーマルインターフェース材料の投稿を参照してください。
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オリジナル・ソース(英語)