絶縁耐圧

ときどき、Samtec社のEXTreme Ten60Power™のテストレポートのように、コネクタのテストレポートに「絶縁耐圧(Dielectric Withstanding Voltage)」という仕様を見かけることがあります。

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絶縁耐圧(DWV)は、コネクタ、ソケット、ケーブル、ケーブルアセンブリなど、評価対象のデバイスの高電圧限界を定義する仕様です。

DWVは、デバイスがアプリケーション内で指定された通りに機能している間、導電性材料と組み合わせた絶縁材料が耐えることができる電圧の単純な測定値に過ぎません。

通常、DWV定格を超えない電圧では、被試験デバイスまたはそれが使用されているアプリケーションに悪影響を与えるアーク、コロナ、リーク電流などは発生しません。

DWVはあくまでも試験電圧を印加したものであることにご注意ください。動作電圧と同じではありません。DWVは「絶対最大」タイプの仕様とお考えください。




オリジナル・ソース(英語)