DigiKeyでSiemens SINAMICS G120ドライブを探す方法


APDahlen Applications Engineer

この概要記事では、DigiKeyのカタログ内でSiemens G120ドライブを見つける方法を説明します。

主なポイント

  • カタログにはG120ドライブという製品は存在しないため、「G120ドライブ」で検索しないでください。これは当然なことで、G120がSiemensのモジュラー型ドライブコンポーネント群を表す上位レベルのエコシステム識別子であるためです。
  • G120コンパクトドライブおよびインフラストラクチャ向けドライブは、それぞれ「G120C」および「G120X」で検索すると見つかります。
  • モジュラー構成のG120ドライブのアセンブリを探すには、Siemens Product Configuratorをご利用ください。

この記事は、DigiKey Field Guide for Industrial Automationの一部です。

分類: Select It → Motor Drives
難易度: :gear: Engineer — 難易度レベルの説明
著者::Aaron Dahlen | MSEE | Senior Applications Engineer, DigiKey
最終更新日: 2026年6月30日


G120ファミリの製品

DigiKeyのカタログには、G120ドライブとして次の3つの異なる形態があります。

  • G120: 特定の用途に最適な電力、ネットワーク、および制御コンポーネントをユーザーが選択できるモジュラーシステムです。

  • G120C: コンパクトタイプで、「コンベヤベルト、ミキサ、押出機、ポンプ、ファン、コンプレッサ、および基本的な搬送用途」に適しています。

  • G120X: 用途特化型ドライブで、「上下水道分野におけるポンプおよびファン用途、ならびにビルオートメーションにおけるHVAC用途」に最適化されています。

技術的なヒント: 図1に示すG120Xは、過酷で目立たない現場向けに設計されています。例えば、腐食性環境からドライブを保護するためのオプションとして、3C2および3C3コーティングが用意されています。Siemensの資料には「deragging mode(異物除去モード)」のような、現場での実務を意識した実用的な用語が用いられており、このドライブが実用本位の用途を対象としていることが分かります。

図1: Siemens G120Xドライブの画像

Siemens G120ドライブを使い始める

まず、Siemensのカタログを参照してください!

G120ドライブのバリエーションは非常に多いため、Siemensカタログという参照資料なしでは意味のある検討を行うことは困難です。例えば、DigiKeyではSiemensのG120ドライブや関連コンポーネントを数千種類取り扱っています。3kW(4 hp)の製品に絞り込んでみると、その規模の大きさがよくわかります。その中には、G120C、G120X、およびモジュラー型のG120パワーモジュールを含め、約100種類の製品バリエーションが掲載されています。さまざまなオプションが説明されているSiemensのカタログがなければ、これらのドライブについて詳しく調べるのは困難です。

例として、図2に示す表をご覧ください。この表には、G120Xドライブの品番が記載されており、内蔵ラインフィルタ、環境クラス、オペレータパネルの有無、拡張モジュール、および通信機能ごとの品番の内訳が示されています。組み合わせによって品番が急速に増えていくことがわかります。

図2: G120Xドライブの品番を示す表

モジュラー型G120のコンポーネント選定

モジュラーG120は、G120CやG120Xよりも構成時に注意が必要です。カタログデータを用いて構成することは可能ですが、図3に示すように Siemens Product Configuratorを使用する方が容易かもしれません。

代表的なG120ドライブ構成

このリストは、3kW(4hp)のモジュラーG120ドライブを構成する代表的なコンポーネントを示しています。

図3 : モジュラーG120ドライブの構成

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著者について

Aaron Dahlen氏、元米国沿岸警備隊(USCG)少佐(LCDR)は、シーフリバーフォールズにあるDigiKeyのシニアアプリケーションエンジニアを務めています。エレクトロニクスおよび産業オートメーションに関する彼の知識と経験は、技術者およびエンジニアとして従事した27年間の軍歴と、その後10年以上にわたる教育経験を通じて培われました。

Dahlen氏は、ミネソタ州立大学マンケート校で電気工学修士号(MSEE)を取得しています。また、ABET認定を受けた電気工学プログラムで教鞭を執ったほか、電子工学技術プログラムのコーディネーターを務め、軍の技術者に対して部品レベルの修理技術を指導してきました。

現在は、ミネソタ州北部の故郷へ戻り、コンデンサ探しから始まった数十年にわたる旅を終えました。彼の物語はこちらからお読みください。




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