Edge(エッジ)とは

IoT業界では「Edge」という言葉をよく耳にしますが、Edgeとは一体何なのでしょうか。

Edgeとは、データを直接クラウドに送信する代わりに、データを収集・保存するシステム内のコンポーネントのことです。センサ、ゲートウェイ、サーバなどがこれにあたります。Edgeではデータを保存するコンポーネントは通常、データに近い場所にあり、その近さは使用事例によって異なります。自動車であれば、数フィート以下でしょうが、鉱業や大規模な製造工場では、数百フィート以上になるかもしれません。Edgeの2つの目的は、データをデバイスの近くに置いておくことと、クラウドにデータを送信する場合、その量をユーザーが決定できるようにすることです。

Edgeは、ヘルスケア、鉱業、ユーティリティ、自動車など、多くの分野で利用されています。鉱業や航空宇宙など、常にクラウドに接続できるわけではないアプリケーションに非常に有効です。また、大量のデータが生じるアプリケーションにも有効です。もし、大量のデータをすべてクラウドに送っていたら、非常に高くつく可能性があります。Edgeを使えばデータを保存でき、また、すべてのデータをクラウドに送信する必要はありません。Edgeはクラウドを使用せずに、データを保存できるものをお探しのユーザーにとって、うってつけの製品です。




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