MelexisのPTC04-DB-81106は、MelexisのPTC-04プログラマ用のドーターボードです。PTC-04と合わせて、以下のMelexisコンポーネントのエンド・オブ・ライン・プログラミングをサポートします。
PTC04-DB-81106は、PTC-04に取り付けて使用します。このモジュールは、「標準LIN」、「高速プロトコル」、MLXの「テストインターフェース」によるプログラミングに対応しています。
詳しい情報はメーカーから提供されています。
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LIN - 「並列」ブロードキャストプログラミングが可能です
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FastLIN - 並列プログラミングはできません
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Test interface - 並列プログラミングはできません
テストインターフェースとFastLINは、LINよりもサイクルタイムがはるかに速いです。
テストインターフェース - 約6秒
LIN - 約94秒
FastLIN - 約13秒
また、テストインターフェースは一般的にインサーキット(アプリケーションPCB上)で行うことはできませんが、LINやFastLINは可能です。
現実的には、LINを使った 「並列」ブロードキャストプログラミングには、15台のLINスレーブノードがちょうど良い限界でしょう。しかしプログラム中のステータスチェックは、ICごとに個別に行う必要があるため、同時に15個のノードと接続することはできません。適切な 「並列」ブロードキャストプログラミングを行うためには、プログラム中にノードのアドレスを自動に設定する必要がありますが、アプリケーション回路がそれに対応していない可能性があるため、その点も考慮する必要があります。