Sensirion 社のフローセンサを使用した異なる液体のモニタリング

Sensirion 社が校正していない液体のモニタに液体流量計を使用できますか? はい、できます。ご使用の液体の化学組成に最も適合する標準校正フィールドを選択する必要があります。例えば、水の校正は生理食塩水に、炭化水素の校正は潤滑油に使用することができます。校正フィールドを一致させることで、センサからのよりリニアな応答が得られる可能性が高まります。経験則として、水を含まないすべての液体にIPA(イソプロピルアルコール)の校正を使用することをお勧めします。以下は、LG01-2000A005 のデータシートから、非H2O液体について説明している部分を切り出したものです。

image

どのような流体を測定しても、液体流量計は高い再現性を発揮します。すべての媒体の標準値の再現性範囲は0.8%から1.5%であり、これは使用する流量計によって異なります。これにより、液体の流れが許容範囲内に収まるようにする必要がある場合に、センサを正確な相対ゲージとして使用することができます。センサの出力は、設定された最大および最小流量と比較することができ、参照用の上限および下限しきい値として使用することができます。液体流量計は、検証された許容範囲内でのプロセスの再現性をモニタすることができます。絶対値はセンサごとに異なる場合があるため、許容範囲は各流量計ごとに新たに設定する必要があります。

Sensirion 社のフローセンサ
Digi-key の Sensirion 社の製品
すべての情報は、Sensirion 社の ダウンロードセンター および FAQ から提供されたものです。




オリジナル・ソース(英語)