適切な圧着について:正しい圧着と誤った圧着の識別

圧着状態を確認することは、品質管理上、非常に重要です。

大量生産の場合、ラベルの貼り間違いやロットコードが異なる場合があり、生産開始時、生産中、工具変更後、および新しいリールやバルクバッグへの切り替え時などに、圧着の品質チェックを実施することが重要です。

適切な圧着工具は、メーカー、シリーズ、ワイヤゲージサイズなど、圧着するコンタクトによって決まります。専用でない圧着機や工具は、同じワイヤゲージ範囲内のコンタクトを圧着することはできますが、その工具がそのコンタクト専用として設計されていない場合は、品質や圧着仕様規格を満たすことを保証するものではありません。

多くの場合、圧着機は1つのコンタクトで導体圧着と絶縁体圧着の2つの圧着を行います。絶縁体の材質や厚みがワイヤによって異なるだけでなく、一部のコンタクトでは、それ以外は同じでも、絶縁体の圧着サイズに2つ以上のバリエーションがあるため、ワイヤの絶縁体も圧着絶縁パラメータに適合していることを確認することをお勧めします。

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原典:
https://www.digikey.jp/ja/pdf/j/jst-sales-america/jst-crimpchart
https://www.literature.molex.com/SQLImages/kelmscott/Molex_quality_crimping/Final_PDFs/987650-4894.pdf

こちらもご覧ください。
コネクタ端子の圧着の検査
Molex圧着端子の品質基準ポスター(多言語)





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素晴らしいです。早速、 品質管理担当者に教材として使用するよう転送しました。

教えていただいて有難うございます。




オリジナル・ソース(English)