ここでは、リング端子を適切に圧着する方法について少し説明します。
手順1. 最初に、アプリケーションごとに使用する正しいリング端子を把握する必要があります。
正しい端子を選択するために最適な投稿がここにあります。
この投稿では、Molexの品番WM18273-ND (18-22awg用)を使用します。
手順2. 使用する端子に適した圧着ツールを見つける必要があります。 これらはDigi-keyのWebサイト、メーカーのWebサイト、またはメーカーのデータシートにあります。
このリング端子では、モレックスの圧着工具WM9986-ND を使用します。
手順3. ワイヤから適切な量の絶縁体を剥ぎ取ります。 以下は、MolexのApplication Tooling Specification Sheet(工具の取り扱い仕様書)です。これには、端子の品番が記載され、適切なワイヤの絶縁体を剥ぎ取る長さが記載されています。
他の場合では、ワイヤの絶縁体を剥ぎ取る長さは圧着領域の長さになります。
絶縁型端子のもう1つの決め方は、リップから絶縁の端までの絶縁部分を測定することです。
フォーラムの投稿もご覧ください。
手順4. 端子を圧着します。 圧着工具を手に取り、端子を圧着工具のジョーに配置します。 端子の色を圧着工具のダイセットの色ドットに合わせます。 これでawgサイズが一致します。
絶縁体の両側がダイセットの端と同一平面になるように端子を合わせ、端子を保持するのに十分な程度にジョーを閉じます。

ワイヤを挿入し、ハンドルが解放されるまでハンドルを押して、端子をワイヤに圧着します。

手順5. 圧着状態を検査します。 圧着が適切に行われていることを確認してください。
これは、 産業用圧着品質ハンドブック と呼ばれるドキュメントで、正しい圧着と圧着の検査に関するすべての適切な情報が記載されています。
この手順は、クイックディスコネクト端子、スペード端子、ワイヤピン端子、ナイフ端子、バレル端子/バレット端子、角形端子コネクタなどの他の端子にも使用できます。