グランドへの接続 パート1:アースグランド

kkohlhase

この記事は技術的な目的で書かれたグランド接続の話題の拡大版で、同様の記事がありますが、この記事の方がより詳細に書かれています。

大学時代、教授たちがグランドを「単なる基準点」と言い、文字通り地球とつながっていると言い続けていたのには少し混乱しました。今では、グランドにはさまざまな種類があり、それぞれの目的があることを理解しています。ここでは、簡潔に説明するため、2つのパートに分けます。では、アースグランドについてお話ししましょう。

アースグランド

アース(地球)グランドとは、文字通り大地とつながることです。地球は巨大な抵抗を持っており、湿ったところでは高いコンダクタンス(低い抵抗値)を持ち、乾いたところでは低いコンダクタンス(高い抵抗値)を持ちます。電気工事規程では、建物に必要なロッドは、地面から少なくとも8フィートの深さまで土に接触するように打ち込む必要があるとされています。 乾燥した地域では、実際にロッドを積み重ねてもっと深く打ち込む必要があることもあります。(特にACシステムで)グランド接続の実施は、私たち自身の安全と電化製品の安全のために行うものです。湿った地域では地球が大きな導体となっているため、障害が発生しても電気の通り道となり、人体には簡単に電気が流れないようになっているのです。電気は常に抵抗が最も小さい通り道を選びます。ここでは、図中で見かけることのある記号をいくつかご紹介します。

earthGNDOne
earthGNDTwo

この記号は、アースグランドに直接接続されていることを常に意味するものとされています。冷蔵庫やストーブなどの電化製品は「アース」されているか、(緑色の)入力グランド線がシャーシに接続されています。電化製品が故障して、電気がシャーシを介して流れていた場合、アースすることにより、あなたの生命を守ることができます。ニュートラル線や製品キャビネットのニュートラル点への経路が人体を通る経路よりもずっと抵抗が低いためです。通常、電気はアースロッドを介して電源に戻ることはほとんどありません。アース(地球)は、家庭用電気のニュートラル線に比べて巨大な抵抗を持っているからです。そのために、安全のための追加バックアップとして、GFCIコンセントやGFCIブレーカが存在するのです。エレクトロニクス製品はこのような理由から、AC入力に3本目のワイヤを使用することになっており、2本プラグのアプリケーションは、それに比べてずっと危険です。

こちらは次のパートへのリンクです。 グランドへの接続 パート2:信号グランドとシャーシグランド




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