シガレットライター電源の修理

[Tsuneo_Danno]

自動車で使える電源コードには、さまざまな種類があります。先日、シガレットプラグのハウジングが割れて接触が緩くなっていた車載用クーラーボックスの電源コードがあったので、ZA1030-NDを使用して修理しました。古い電源からコードを取り外し、ワイヤをZA1030-NDのプラグの接点にはんだ付けするだけで、クーラーボックスが再び作動しました。

また、パワーインバータからDVDプレーヤまで、数多くのアイテムに使用できるバレル電源ケーブルも豊富に取り揃えています。これらのデバイスの多くは、正しいサイズのバレルコネクタを確保することが最大の鍵となります。

注：これらのプラグだけでは携帯電話に使えないことがよくあります。携帯電話の充電器はDC5Vに安定化されているものがほとんどのためです。このプラグだけではシガレットソケットのDC12Vを、コネクタ付きのワイヤに接続するアダプタとしてしか機能しません。

以下に、電源の修理やケーブルの交換を試みる際に参考となる他の記事を紹介します。

低電圧ワイヤスプライス   ■ 技術的なヒント

ウォールマウント電源などの低電圧配線を修理する際には、小さなはんだ接合部を熱収縮チューブで覆うことで、低コストでプロ仕様の修理が可能です。ここでは、ワイヤリードのみが付属する新しいウォールマウント電源に古いバレルコネクタを取り付けました。 スプライス部をオフセットすることにより、ワイヤがショートしないようにします。 このスプライスを熱収縮チューブで覆うことにより、膨らみの少ない滑らかできれいなスプライスが得られます。 これと同じ方法で、ケーブルから小さな部分をカットするだけで、損傷したコードを修復できます。

電源バレルプラグ内径 2.1mmと2.5mmの測定   ■ 技術的なヒント

Digi-KeyのTechsによくある質問の1つは、壁面取り付けタイプのAC-DC電源の正しい代替品の確認です。これらの電源の多くで判断が難しい仕様は、プラグ/コネクタの内径がどのくらいの大きさであるかです。 これは、最も一般的なサイズが、内径2.1 mm x 外径5.5 mmおよび外径2.5 mm x 外径5.5 mmの2つのプラグであるため、さらに困難になります。この測定値は定規を使用するには近すぎ、また、2.1 mmまたは2.5 mmの穴にキャリパー（使用可能な場合）を取り付けることは、正確に行うのが非常に困難です。

オリジナル・ソース（英語）