スーパーキャパシタの初期充電


大容量のスーパーキャパシタは、大量のエネルギーを蓄積し、内部抵抗が非常に小さいため、初めて充電する際、電流制限デバイスを直列に入れる必要があります。通常はゼロボルトから始まる初期コンデンサ電圧に加えて、これらの特性により、コンデンサがバッテリー又は電源に並列に接続されていると、コンデンサは短絡回路のように振る舞います。より大きいコンデンサの例については、ここをクリックしてください。

もしライン上に初期充電のサージ電流を遅らせる部品が何もなかったら、通常、激しい火花、ワイヤーと端子の溶融、および電源やバッテリーの損傷が発生するのを目の当たりにします。初期充電時に動作するようコンデンサと直列に適切な電流制限抵抗を選択できますが、電源と等しい電圧の白熱電球を単純に使用することもできます。289-1216-ND は、12Vで使用する電球の例です。
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コンデンサを流れる電流は電球の電流だけですので、コンデンサの大きさや使用している電球によっては、コンデンサを完全に充電するのに1時間程度かかることがあります。従って、配線には十分にご注意ください。複数の電球を並列に接続してコンデンサの充電電流を増やし、充電時間を短縮することもできます。単純化以外に電球でコンデンサを充電するもう1つの利点は、電球が薄暗くなるか、又は消えたときに、充電が完了したことを示すことです。いったん充電したら、電球を取り外してマルチメータで電圧を確認し、コンデンサを電源と並列に直接接続することができます。







オリジナル・ソース(英語)