コイルの消費電力はどうしたら低減できるの?

リレーのコイルは、ON状態(電圧印加状態)において、一定の電力を消費します。つまり、動作中に電力を消費し続けています。

継続的にONにするアプリケーションなどの場合、電力印加後の電圧を保持電圧領域まで下げることによって、コイルの省電力を50~80%程度低減することが可能です。

コイル仕様によって異なります。

また、高容量パワーリレーの中には、保持電圧での使用が必須の商品もあります。データシートの注意事項をご確認ください。

リレーコイルへの電圧の印加手順として、リレーを完全動作させるには、以下の手順で電圧を印加して頂く必要があります。

  1. 各リレーの初期動作に必要な電圧(定格電圧)を0.1秒以上(規定時間範囲で)印加

  2. 手順1の後、印加電圧を保持電圧の範囲に低下させる。


注1: 既定の時間以上、定格電圧を印加し続けないでください。

注2: 電圧印加範囲は記載の電圧範囲を超えないようにしてください。


G7EBの例


コイルの電圧変動等によりこの範囲を超えないように設定してください。


Digikeyウェブサイトで G7EB シリーズをご覧になるには、ここをクリックしてください。


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高容量パワーリレー使用時の不明点をわかりやすく解説


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高容量パワーリレー使用時の「わからない」に技術のプロがわかりやすく解説
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