質問:
限定反射形センサとはどのようなセンサですか?
回答:
限定反射形センサとは、小型物体や反射率の低い物体を検出しやすい光学特性を有し、検出エリアが限定的であるセンサです。
解説:
反射形光センサは、一般的に 拡散反射形と限定反射形二つに大別できます。
限定反射形センサは、拡散反射形に比べ投光、受光側の光路径を絞り、物体表面の正反射光を取り込む光学設計を施しています。 よって、検出物体に照射される光束密度は高く、低反射率の物体を検出しやすくなります。また、「受光出力-距離特性図」に示されるようにセンサの検出エリアは限定的となります。よって、検出物体の背後に検出したくない物体(背景)がある場合などに効果的です。
ワンポイントアドバイス
オムロンの限定反射形センサ B5W-LB シリーズは、4種類のトロイダルレンズを組み合わせたオムロン独自の光学レンズを搭載しており、わずかな反射光でも安定検出できるため、検出物体の色や表面状態に影響されにくく、幅広い検出エリアで黒紙や透明ガラスなどを検出することができます。 また、高反射率の背景物体があっても、検出エリアより遠い位置にある場合は、それに影響されにくいという特徴を有しています。
商品カテゴリ | センサ フォト・マイクロセンサ |
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分類 | 選定・特性 |
関連キーワード | 光センサ 限定反射形センサ 小型物体検出 低反射率物体検出 拡散反射 トロイダルレンズ 受光出力-距離特性 背景物体 透明ガラス B5W-LB |
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光センサ | Digi-Key Electronics
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