デカップリングに適したコンデンサにはさまざまなタイプがありますが、電気的性能、極性、コストによりそれぞれ異なります。以下は、アプリケーションで適切なタイプのデカップリングを選択するのに役立つ一般的なコンデンサのヒントです。
| コンデンサのタイプ | 長所 | 短所 | アプリケーション例 |
|---|---|---|---|
| セラミックコンデンサ | 低ESRかつ低ESL | 静電容量の範囲が限定的 | 高周波のアプリケーションに適している |
| 費用対効果の高いソリューション | 電圧や温度係数により静電容量が減少 | ||
| アルミ電解コンデンサ | 大容量 | 経年変化や温度摩耗により劣化 | 民生用製品、大容量の蓄積 |
| 低コスト | 高ESR、サイズ大 | ||
| アルミポリマーコンデンサ | 非常に低いESR | 105℃以上で 急激に劣化 | CPUコアレギュレータ |
| 比較的小型ケース | 比較的高コスト | ||
| タンタルコンデンサ | 低ESRかつ低ESL | 逆電圧印加により発火の危険性 | 軍用でよく使われる |
| 経年変化に対し非常に安定 | 定格電圧は50Vまでに限定 | ||
デカップリングコンデンサの選択と適用について理解を深めるのに役立つ、いくつかの関連記事を以下に示します。
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