プロジェクトに合った接着剤を決める

みなさん一度や二度、接着剤を必要とするプロジェクトに直面することがあると思います。残念ながらエレクトロニクスの分野にいるので、個々のプロジェクトに使用する最適な接着剤について、深い知識を持っている人は多くありません。3M は、お客様のアプリケーションで利用できる、接着剤と粘着テープの優れたガイドを持っています。

まずは下記の2つの質問に答えることから始めましょう。

  1. どのようなタイプのアセンブリですか?
  2. 接合されている素材は??

アセンブリ

3Mはアセンブリを7つの一般的なカテゴリに分類しています。

  1. . パネル - フレーム / 補強材 ‐ パネル
    • パネル - フレーム:剛性フレームや支持物に取り付けられる装飾や耐荷重パネル。 :トレーラーパネル、エレベーターの壁とサインボックスなどがあります。
    • 補強材 - パネル:補強材は、パネルをさらに補強し堅牢性を高めるために使用されます。 :トレーラーの壁パネル、道路標識、大型の金属製エンクロージャなどがあります。
  2. 接合部が小さいアセンブリ
    • 小さな接合:接合部が小さいアセンブリは通常、不規則な形状をしていますが、重なる部分は数インチくらいで、だいたい挿入ジョイントまたはオーバーラップジョイント、またはその組み合わせです。 :スポーツ用品(ゴルフクラブのヘッドとシャフトの接合部など)、プラスチックのケース、器具類に取り付けるレンズ、ほぞ穴とほぞの家具の接合部、スレッドロックやシャフトの小売、磁石の結合とジュエリーの作成などがあります。
  3. 大型表面ラミネート
    • 大型表面ラミネート:硬くても柔軟性のあるものでもいいのですが、同様の大きさの2つの表面(基板)の大部分が接着剤やテープで覆われて、接着剤またはラミネート加工されて接合。 :テーブル天板の高圧ラミネート加工、家具用の発泡体と布地、木材のベニヤ板、柔軟性のある輸送用床材などがあります。
  4. 標識や飾りの取り付け
    • 取り付け:何かの表面に物を取り付ける。一般的に静荷重があり、取り付けられる物は接着面より小さい物が多いです。 : 小さな標識、鏡、ホワイトボード、および部分的に接着剤を使い、パネルの上にパネルを取り付ける場合などがあります。
    • 飾り: 表面に取り付ける装飾や識別。 : ネームプレート、エッジ加工、ベゼル、ロゼット、ガラス窓やドアのさんなどがあります。
  5. ガスケットアタッチメント
    • ガスケット: 通常、2つの表面間のインターフェースまたはシールとして機能する発泡体、ゴム、または紙などの基板のアタッチメント。3Mは、あらかじめ成形されたガスケット、ガスケットの交換および接着とシールを同時に行うことができるソリューションを提供しています。 :エアフィルタや液体フィルタ、流体処理装置、熱交換器、ボールジョイントなどがあります。
  6. シーリング
    • シーリング:テープやシーラントは、流体の侵入や流出を防ぐために継ぎ目に貼ります。 :車両の屋根の継ぎ目、金属製のエンクロージャの継ぎ目、パイプのシーリングなどがあります。
  7. ポッティングとカプセル封入
    • ポッティングとカプセル封入:接着剤で部品を覆ったり、チャンバ内に充填したりして、その中の部品を保護すること。 :過酷な使用に耐える電気コードやコネクタ、プラスチックケース内の電子機器、回路基板、コンクリート補修などがあります。

材料

アセンブリが決まったら、使用する材料により、使えそうな製品ファミリを探します。ここでは、シーリング、ポッティング、カプセル封入のセクションのチャート例をご紹介します。7つのタイプ、それぞれのアセンブリガイドについては、この投稿の下部にある3Mソリューションのアセンブリガイドをご覧ください。

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前述した2つの質問の答えがあれば、どのような3Mの粘着製品がお客様のアプリケーションに適しているか絞り込めます。基板に関する多くの情報を提供していますので、3Mのデータシートを常に確認してください。

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アセンブリの課題を解決するには、こちらから3Mソリューションのリンクへ。
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オリジナル・ソース(英語)