Vishayのインダクタ、IFSC1111AZER100M01などを受け取った際に、エポキシコーティングの下にワイヤ部が少し露出した部品に気づくことがあります。このような部品は使用できないのでしょうか?
必ずしもそうとは限りません。メーカーは、露出したワイヤ部が小さい場合は部品の性能には影響しないことを確認しており、露出したワイヤ長の最大限度を示しています。参照する特定のドキュメントはありませんが、Vishayは指針として以下の画像例を提供しています。また、ユーザーに以下の検査基準も公表しています。
測定基準:
1) 露出した銅の部分が規則的な形状の場合、測定方法は、長さ x 幅 = 露出した銅の面積です。
2) 露出した銅の部分が不規則な形状の場合、測定方法は、各銅線の露出した銅の長さを個別に測定し、その値に線径を掛けて露出した銅エリアの面積を算出します。
3) 片面で露出した銅線の面積が0.6mm²を超えないことが必須です。