モジュラーケーブルのピン配列スタイル:リバースまたはストレート

モジュラーケーブルのピン配列に関しては、以前から常にいくつかの質問がありました。

モジュラーケーブルを検索する際には、「スタイル」というフィルタがあります。

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リバーススタイルと標準スタイルを選択した場合、 これらのケーブルオプションが表示されます。

リバーススタイルと標準スタイルの違いは何ですか?

フラットケーブルアセンブリで違いを判断する簡単な方法は、フラットケーブルアセンブリを平らに置くことです。

リバーススタイルには、一方のプラグのタブが上にあり、他方の端のプラグのタブが下にあります。
これは、ピン配列の形態から「ストレート結線」と呼ばれることもあります。
これらはデータ転送に使用されます。

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Assmann 社のDigi-Key 品番 A2663R-25-ND (AT-S-26-6/6/S-25/R)を見ると、リバーススタイルとなっています。データシートには、プラグの向きとピン配列を示す図面が記載されています。

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ピン配列はストレート結線になります。
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標準スタイルでは、両端のプラグのタブが同じ側にあります。
これは、ピン配列の関係で「リバース」や「クロス」と呼ばれることもあります。
これらは電話のような音声転送に使用されます。

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Assmann 社の Digi-Key 品番 A1663R-25-ND (AT-S-26-6/6/S-25)を見ると、標準スタイルとなっています。データシートには、プラグの向きとピン配置を示す図面が記載されています。

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ピン配列はクロス結線になります。
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もう一つの確認方法は、プラグを取って横に並べてピン配列を見るという方法です。

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この方法は、コイル状のケーブルを組み立てる場合に便利です。プラグの向きは、コイル状に巻かれているケーブルに合わせて回転します。

Digi-Key 品番 A1662R-10C-ND(Assmann の品番 AT-C-26-6/6/B-10)を見ると、これは 標準スタイルのフラットコイルケーブルになります。
データシートには、プラグのタブが1つ上を向いており、1つは下を向いていることが示されています。これはピン配列のスタイルの確認を混乱させます。

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必ずピン配列を確認してください。

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Digi-Key 品番 A2662R-10C-ND(Assmannの品番 AT-C-26-6/6/B-10/R)を見ると、これはリバーススタイルのフラットコイルケーブルになります。
データシート には、プラグの向きが下側にタブがあることが示されています。これも混乱を招く可能性があります。

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必ずピン配列を確認してください。

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オリジナル・ソース(英語)