パワーフィルム抵抗器は、大電流が流れても高い安定性を維持できる抵抗器の一種です。同時に抵抗器の動作中に熱が発生するため、放熱のための熱管理ソリューションが必要となります。ほとんどのパワーフィルム抵抗器は、ヒートシンクに直接取り付けられるように、TO-220やTO-247などの業界標準のICパッケージで指定されています。適切なヒートシンクを選択するには、データシートを見てください。例えば、 Vishay SferniceのLTO 50シリーズのLTO050F10R00JTE3があります。
熱抵抗は 2.5°C/W(25°Cのフリーエア)です。定格電力10W、周囲温度+25°Cでサーマルグリスを使用して動作させる場合は、9°C/Wのヒートシンク が必要となります。
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適切なヒートシンクの選び方