放電管 - 電圧駆動型の部品です。
放電管は回路の中で、ある電圧レベルに達するまでオフ状態です。その電圧になると、放電管のガスがイオン化して、高い電圧レベルをアースに落とすように導通します。高い電圧が収まると、ガスのイオン化は止み、放電管は次のサージが来るまでオフ状態に戻ります。放電管は他の回路保護部品に比べると非常に高いエネルギーのスパイクを吸収することができます。
2極放電管 - ライン間またはラインとアース回路間で使われます。
3極放電管 - ライン間またはラインとアース間を1つの部品で兼ねることができます。
ヒューズ - ヒューズは、2つの電気端子の間に取り付けられた金属ストリップまたはワイヤヒューズの素子で構成されます。
電流が金属ストリップを通ると発熱します。発熱が大きいと、金属ストリップが溶解して回路をオープンにします。こうなるとヒューズは壊れてしまい、回路を再開させるために取り替える必要があります。ヒューズは回路保護では最も安価なタイプで、最も簡単に使えます。
サーキットブレーカ - サーキットブレーカはヒューズと同様に電気回路を過大電流から保護しますが、ヒューズとは異なり、回路をオープンにするときに壊れることはなく、リセットすることができます。
バリスタ - 電圧駆動型の部品です。バリスタは通常、電圧がかからないときは高抵抗です。電圧レベルが増大するにつれてバリスタの抵抗値が減少します。高電圧がバリスタに加わり、ブレークダウン電圧を超えると、急激に抵抗値が減少し、電圧を安全なレベルに固定します。これは回路を保護するために電流の一部を導通し高電圧を吸収します。
電圧が低下したあと、部品が壊れていなければ、それは高抵抗に戻り、通常の使用に戻ります。
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