ガス放電管サージアレスタに使用されている分類用語について、ご興味があるかもしれません。これらの用語の意味と、部品の使用にどのような影響があるのかについて説明します。
ガス放電管は、GDTとも呼ばれ、「高電圧用、低電圧用、高/低サージ耐量用」に分類されます。
例として、LittelfuseのGTCS23-750M-R01-2を調べてみましょう。
DigiKey 品番 | GTCS23-750M-R01-2TR-ND |
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メーカー | Littelfuse Inc. |
メーカー品番 | GTCS23-750M-R01-2 |
商品概要 | GDT 75V 1KA 2 POLE SURFACE MOUNT |
詳細な説明 | ガス放電チューブアレスタ 75 V 1000A(1kA) ±20% 2 極 面実装 |
データシート | データシート |
電圧とサージ容量に関するその他のパラメータは、 データシートでご確認いただけます。
GTCS23-750M-R01-2の耐電圧はDC75Vにまで達し、インパルス電圧は600V(@1000V/μs(V))に達します。
サージ耐量:
- 「8x20μs」はサージ電流の波形を表しており、つまり、パルス幅は8マイクロ秒、パルス立ち上がり時間は20マイクロ秒です。この波形は、放電管の瞬間的な高エネルギーパルスに対する耐性をテストする際に使用される標準的な波形です。
- 「1kA」とは、各パルスのピーク電流が1キロアンペアであることを意味します。つまり、放電管は1パルスあたり最大1キロアンペアのサージ電流に耐えることができるということです。
- 「10回」とは、放電管が上記の条件(8x20μs波形、1kA電流)で10回そのようなサージ衝撃を受けても損傷しないことを意味します。
つまり、この定格は、放電管が8x20μsのパルス波形で1kAのサージ電流を10回受けても耐えられることを示しています。
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Littelfuseの回路保護製品の技術に関するQ&Aをさらにご覧ください。
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